2026年9月第1回

不安の時代に、希望はどこから来るのか。

心の奥には
変わらないもの
消えない希望を求める思いが
あるのではないでしょうか

不安が大きくなると、私たちは「希望」よりも、「今日をどう生き延びるか」を考えるようになります。

ニュースを見ても、物価のことを考えても、災害や戦争、将来のことを思っても、心が落ち着かない。そんな時代を、私たちは生きています。不安になるのは、決しておかしなことではありません。むしろ、それだけ真剣に今を生きているということなのかもしれません。

けれど不安は、心を重くするだけではありません。私たちの視野を少しずつ狭くし、今見えている現実だけが、まるですべてであるかのように感じさせます。「これからも変わらない」「どうせ良くならない」「期待しない方が楽だ」。そうして私たちは、傷つかないために希望を小さくし、ただ失わないように、ただ倒れないように生きようとします。

でも、私たちは本当に、ただ生き延びるためだけに生きているのでしょうか。生活が成り立つことは大切です。安心して暮らせることも大切です。けれど、それだけでは心の深いところまで満たされないことがあります。大切なものほど、失われてほしくない。愛したもの、信じたもの、積み重ねてきたものが、ただ消えてしまうだけだとは思いたくない。心の奥には、変わらないもの、消えない希望を求める思いがあるのではないでしょうか。

聖書は、人の心には「永遠を思う心」が与えられていると語ります。

この現実が、最後の結論ではないと知ること。
それが、聖書の語る希望です。

その希望について、少しだけ一緒に考えてみませんか。もし今、心に残っている不安があるなら、ひとりで抱え込まなくても大丈夫です。

よろしければ、あなたのためにお祈りします。

「神は……永遠を思う心を人に与えられる。」聖書 コヘレトの言葉3章11節(聖書 新共同訳©日本聖書協会)
SERIES

メッセージを読み進める

ARCHIVE
これまでのメッセージ一覧へ
NEXT|VOL.2
次のメッセージは近日公開